ソルフェージュは今や常識となっていますが、それは音大受験のための常識ではないでしょうか。
しかし、音楽の意味を理解するための基礎教育としてこそ、ソルフェージュは意義を為すのです。
音楽芸術においては歴史の浅い日本こそ、客観的な専門教育が求められていると言えるのです。
定価(本体1,000円+税)
著 者 | 二宮 洋 |
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判 型 | B5判 |
ページ数 | 48頁 |
ISBNコード | 978-4-7785-0441-0 |
JANコード | 4520956205077 |
第1章 ソルフェージュの背景
1-1. ギリシャとローマ
1-2. フランス
1-3. 日本
第2章 音楽大学の入学試験
2-1. 聴音
2-2. 視唱
2-3. その他、初見視奏など
第3章 教育の歴史と現状
3-1. フランス
3-2. フォルマシオン・ミュージカル
3-3. 日本
第4章 教育の現状と問題点
4-1. 視唱
4-2. 聴音
4-3. その他
第5章 教育への提言
5-1. 視唱
5-2. 聴音
5-3. その他
第6章 基本的理解
6-1. 拍と拍子
6-2. 旋律
6-3. 調とは
第7章 リズムの理解
7-1. リズムとは
7-2. 溜めとは
7-3. 動いてみる
第8章 和声の理解
8-1. 和音とは
8-2. 和声とは
8-3. 非和声音
第9章 本質的理解
9-1. 速度標語
9-2. 強弱記号
9-3. 発想標語
第10章 総合化へ向けて
10-1. 日本人の特質
10-2. フォルマシオン・ミュージカルの応用
10-3. 創造性